Citadis302型 : 地下鉄、トラム

T2号線の運用に就く Citadis302型

T2号線の運用に就く Citadis302型

目次

  1. 概要
  2. 運用
  3. 座席
  4. 車内設備
  5. 車外設備

概要

形式 Citadis302型
製造 Alstom
運用会社 RATP
製造年 2002年
最高速度 70-80 km/h
電気方式 DC : 750V
編成長 5両編成 : 32.2 m
製造数 5両編成 66編成
乗車定員 213人 (48席, 内補助席18席)

CitadisシリーズはAlstom社が製造する低床トラムで、 2300編成以上が55市で運行されいます。 構体や電装、台車など全般で部品の共通化をすることで、 コストを削減しています。 3-7両編成が可能で、下記の形式が存在します。
世代1 (Citadis X00)
Citadis 100…低床率は70%で主にポルトガル向けに製造された

世代2 (Citadis X01)
Citadis 301…車両長30m、低床率は75%、3両編成
Citadis 401…車両長40m、低床率は75%、5両編成

世代2 (Citadis X02)
Citadis 202…車両長24m、低床率は100%、3両編成
Citadis 302…車両長32m、低床率は100%、5両編成
Citadis 402…車両長44m、低床率は100%、7両編成
Citadis 502…車両長55m、低床率は100%、9両編成 (アイルランドのダブリン向けの特別仕様)

世代3 (Citadis X03)
Citadis 403…車両長45m、低床率は100%、7両編成

世代4 (Citadis X04)
Citadis 304…車両長30m、低床率は100%、3両編成

世代5 (Citadis X05)
Citadis 205…車両長22-24m、低床率は100%、3両編成
Citadis 305…車両長32-37m、低床率は100%、5両編成
Citadis 405…車両長43-45m、低床率は100%、7両編成

2000年に発注され、第1編成は2002年に営業運転を開始しました。 なお、T2号線より前に完成したT1号線に投入されたTFS型は連結運転ができず、 ラッシュ時の輸送が難しい恐れがあったので、採用は見送られました。 車内には空調設備、監視カメラが設置されています。 自動連結器を搭載し、2005年より2編成での連結運転が実施されています。 登場時は連結器が剥き出しでしたが、Avant Première社とAlstom社により、 連結器カバーがデザインされ、搭載されることになりました。

Citadis302型 T2号線の運用に就く Citadis302型 発車を待つ Citadis302型

写真一覧

  • Citadis302型
  • T2号線の運用に就く Citadis302型
  • 発車を待つ Citadis302型

運用

T2号線に投入されています。

T2号線の路線図

路線 区間 所要時間
トラム 2号線 ブゾン駅 - ヴェルサイユ駅 45分
RER A戦を走行する MI09型

これで完璧♪
パリの地下鉄、トラム、郊外列車

チケット、路線、時間、乗車方法

座席

ボックスシートと補助席が交互に配置されています。 ボックスシートの座席配置は2+2列配置です。

座席 4人ボックス席 座席 補助席 補助席 4人ボックス席

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  • 座席
  • 4人ボックス席
  • 座席
  • 補助席
  • 補助席
  • 座席

車内設備

信用乗車方式なので、車内に刻印機が設置されています。 車内案内板はLED式で、 扉上に停車駅案内版が設置されています。 乗り換えなどを確認することができます。 扉は自動では開きません。 扉上の扉開ボタンを押してください。

刻印機 運転席後部 車内案内板 扉開ボタン 停車駅案内板

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  • 刻印機
  • 運転席後部
  • 車内案内板
  • 扉開ボタン
  • 停車駅案内板

車外設備

ほとんどの車両で2編成の連結運転がされています。 扉は自動では開きません。 扉上のボタンを押して開けてください。

連結部 乗車口 パンタグラフ 車外案内板

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  • 連結部
  • 乗車口
  • パンタグラフ
  • 車外案内板