MP05型 : 地下鉄、トラム

入線する MP05型

入線する MP05型

目次

  1. 概要
  2. 運用
  3. 座席
  4. 車内設備
  5. 車外設備

概要

形式 MP05型
製造 Alstom
運用会社 RATP
製造年 2011年
最高速度 80 km/h
電気方式 DC : 750V (第3軌条)
車両 S1-N1-N2-N3-N4-S2
編成重量 143 t
編成長 90.28 m
製造数 6両編成 : 67編成
定員 6両編成 : 698人 (座席 144席+補助席 72席)

MP05型は1号線に投入された全自動運転の車両です。 2011年より投入され、2012年12月までMP89型とともに1号線で運行されました。 2013年に1号線向けの車両の投入完了後、14号線にも製造されています。

導入経緯
2000年代の全自動運転の14号線の成功を受け、RATPはいくつかの既存路線の全自動化することを考え始めました。 そこで、最も混雑する1号線の自動化を決めました。 当時、1号線で運行されていたMP89型を自動運転化するか、 新設備を投入するかの2つが考えられ、最終的に新設備の導入が決定した。 これは、4号線に投入されていたMP59型の置き換え計画があり、 1号線で使用されていたMP89型をそのまま4号線でも使用できたためです。 2005年にRATPがAlstom49編成と10編成のオプション発注し、2008年より製造が開始されています。 1編成は9.7百万ユーロで、最終的に1号線に56編成、14号線に11編成が投入されました。

ゴムタイヤで走行する MP05型

ゴムタイヤで走行する MP05型

運用

地下鉄1, 14号線に投入されています。

地下鉄1号線の路線図

地下鉄14号線の路線図

路線 区間 所要時間
地下鉄 1号線 ラ・デファンス駅 - ヴァンセンヌ駅 35分
地下鉄 14号線 サン ラザーレ駅 - オランピアード駅 20分
RER A戦を走行する MI09型

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チケット、路線、時間、乗車方法

座席

内装はMP89型と共通化することが考えられましたが、 MP79よりも明るい・暖かいをコンセプトに壁色や座席モケットが再デザインされました。 座席配置については、定員の確保のため1+2列が採用されました 車内の通り抜けができ、妻付近はロングシートになっています。

座席 座席 座席 (先頭部) 座席 (先頭部)

写真一覧

  • 座席
  • 座席
  • 座席 (先頭部)
  • 座席 (先頭部)

車内設備

扉上に停車駅案内版が設置されています。 現在の走行位置、乗り換えなどを確認することができます。 また、車内には防犯カメラが設置されている。

車内案内板 車内案内板

写真一覧

  • 車内案内板
  • 車内案内板

車外設備

外観はMP89型と同じです。 ただし、前照灯はより明るいLEDが採用されています。

先頭形状 1号線の駅

写真一覧

  • 先頭形状
  • 1号線の駅