入線する Z22500型
目次
形式 | Z22500型 |
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製造 | Alstom, ANF |
運用会社 | SNCF |
製造年 | 1996年 |
最高速度 | 140 km/h |
電気方式 | DC : 1500V AC : 25kV 50Hz |
車両 | 5両編成 : R + M + R1 + M + R |
編成重量 | 5両編成 : 277t |
編成長 | 5両編成 : 112,000mm |
車両高 | 4,320mm |
車両幅 | 2,900mm |
製造数 | 5両編成 : 53編成 |
乗車定員 | 1337人 |
RER E線で運行されており、MI2N型とも呼ばれています。 RATPとSNCFによりデザインされました。 RER A線で運行されているMI2N Altéo型と並行して開発されました。 MI2N Altéo型は5両編成でモータを3機積んでいますが、 Z22500型は5両編成でモータが2機です。 これはRER E線がRER A線より混雑していないため、高い加速性能が必要ないためです。 なお、最高速度はMI2N Altéo型より20 km/h早い140 km/hです。 Z22500型は交直流車ですが、RER E線は全線が交流です。 直流はメンテナンス工場へ向かう際に使用します。 RATPの高プラアットフォームとSNCFの標準プラットフォームに対応するため、ステップが設けられています。 登場時はサンラザール駅のホーム長が短いため、5+5両の10両編成は乗り入れられませんでした。 なので、一部編成は4両編成化され、4+4両の8両編成で運行されていました。
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全列車がRER E線に投入されています。
RER E線の路線図
路線 | 区間 | 所要時間 |
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RER E | サン ラザール駅 (Zone 1) - シェル・グルネー駅 (Zone 4) | 40分 |
サン ラザール駅 (Zone 1) - トゥルナン駅 (Zone 5) | 50分 |
これで完璧♪
パリの地下鉄、トラム、郊外列車
チケット、路線、時間、乗車方法
2+3列配置です。 車内の座席配置は従来の2階建て車両 Z2Nシリーズと大きく異なります。 これは近距離輸送も想定し、片側3扉となっているためです。 なので、片側2扉のZ2Nシリーズには分類されません。 なお、車内の扉間は1階部分で移動が可能です。 車内空間を広く感じさせるため、窓の大きさは大型化され、壁も暖色を取り入れています。
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比較的新しい車両ですが、車内案内板などは設置されていません。
停車駅一覧
扉は乗降時間の短縮のため2mのワイドドアを使用しています。 駅間の距離が長いため定速走行装置を、営業最高速度が早いため新幹線 TGVなどに搭載されている衝撃吸収装置が採用されています。
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