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Régiolis型 : SNCF

グランヴィル行き Intercity

概要

概要

形式	Régiolis型
製造	Alstom
運用会社	フランス国鉄
製造年	2014年
最高速度	160 km/h
加速度	0.94.m/s² (電気) 0.85.m/s² (電気 : ディーゼル機能あり) 0.55.m/s² (ディーゼル)
非常用加速度	1.15.m/s²
電気方式	DC : 1500V AC : 25kV 50Hz AC : 15kV 16.7Hz
車両	4両編成 : Bo'2'2'2'Bo' 6両編成 : Bo'2'2'2'Bo'2'2'Bo'
編成長	4両編成 : 71,600mm 6両編成 : 110,000mm
車両高	4,290m
車両幅	2,850m
製造数	273編成
乗車定員	近郊、広域型 4両編成 : 220席 6両編成 : 354席

車両の特徴
電化区間は架線集電により駆動する電車の機能で、非電化区間はディーゼル機能で走行します。このため、フランス全土を走行することができるのが大きな特徴です。同様の機能をBombardier社のAGC型が持っているので、 ACG型の後継車両として位置付けられています。なお、ディーゼル機能を有しないRégiolis型も存在します。

15kV 16.7Hzにも対応可能なので、隣国のドイツやスイスにも乗り入れることができます。モジュール車両 (modular train)として開発されているので、上記の電気方式や編成両数 (3, 4, 6両)などで様々な需要に対応できます。車内のレイアウトも快速・普通列車 TERの運用に適した近郊向け、広域向け、特急列車 Intercity向けの都市間輸送向けのレイアウトを用意しています。このコンセプトは高速列車AGV型、Bombardier社のZ50000型、Regio 2N型と同じです。

地域により形式名が異なり
B84500…4両, D, 広域
B83500…4, 6両, D, 近郊
B85000…6両, D, 都市間
Z31500…4両, ET, 広域
Z51500…4両, E, 広域
Z54900…4両, E, 近郊

・Dは電気+ディーゼル機能
・Eは電気のみ
・ETは電気 (15kV 16.7Hzにも対応)

故障
2018年5月に最高速度 160 km/hから非常ブレーキで停止まするまでの距離が想定を上回ることがわかり、営業最高速度が 140 km/hに制限されました。 11月までにブレーキ部品を取り替えることで問題は解決されています。

Intercityの運用に就くRégiolis型のページでは導入の経緯を紹介しています。詳しくはこちらをクリックしてください。