入線する A3型
目次
形式 | A3型 |
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製造 | ABB Henschel, AEG, O & K, Siemens, WU |
運用会社 | BVG |
製造年 | 1960年 |
最高速度 | 62 km/h |
電気方式 | 750V DC (第三軌条) |
車両 | B'B'+B'B' Bo'Bo'+Bo'Bo' (A3L 92) |
編成長 | 12,530mm |
車両高 | 3180mm |
車両幅 | 2300mm |
製造数 | 231編成 (2両) |
乗車定員 | 座席 : 52席, 立席 : 98~104人 |
小型車両で、A3, A3L, A3L82, A3L92の4世代の車両が製造されました。
A3を大幅にリニューアルした車両がA3Eです。
A3
この車両は大型車両のD, DL型を基に設計されています。
登場時は喫煙車が設置されていました。
1960年に製造された編成は西ベルリンと東ベルリンの一部を走行してました。
しかし、1961年のベルリンの壁の完成をきっかけに、崩壊まで西ベルリンのみを走行することになります。
2003~05年にかけて大規模更新工事が実施され、実施後はA3Eとして運行しています。
A3L
戦前に製造されたA|、A||型を置き換えるために導入されました。
LはLight Metal Constructionという意味が込められており、車両構体を鉄ではなくアルミで製造しています。
これにより重量が減り、エネルギー効率が大幅アップしました。
21世紀になり車両が痛みがひどくなってきたので、
2007年より更新工事を受けることなく、HK型に置き換えられました。
A3L82
DCチョッパーを搭載していることが特徴です。
これによりスムースな加速とブレーキが実現しました。
車内のインテリアやドアは従来のA型と同じで、A3, A3L型と連結運転が可能です。
2003年にA3L92との連結運転を可能にする改良工事を行いましたが失敗しました。
2018年は4編成のA3L82が存在し、A3L82同士の連結運転が実施されている。
A3L92
ベルリンの壁崩壊によるドイツ再統一により、分断されていたU2線が全線再開通しました。
これにより乗客数の増加が想定され、さらなる車両調達が必要になり導入されました。
三相誘導電動機を搭載している点が大きな特徴です。
A3E
A3シリーズをMGB社とともに大幅に車内更新した車両です。
内装はA3L92と同じです。
更新により車両の寿命が16~20年延命がされました。
小型車両で運行されている全線に投入されています。 U1, U2では8両、U3では6両、U4では2, 4両編成で運行されています。
路線名 | 路線 |
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U1 | Warschauer Straße - Uhlandstraße |
U2 | Pankow - Ruhleben |
U3 | Warschauer Straße - Krumme Lanke |
U4 | Nollendorfplatz - Innsbrucker Platz |
これで完璧♪
ベルリンの地下鉄、トラム
チケット、路線、乗車方法など
小型車両なのでロングシートです。 座席のモケットは黒色と赤色の2種類があり、A3E型が黒色、そのほかの車両が赤色です。 車両間の通り抜けは非常時以外できません。
写真一覧
車両妻の天井付近に広告を表示するLCDモニターが設置されています。 一部車両には設置されていません。 扉は自動では開かないので、扉上の扉開ボタンを押してください。
写真一覧
連結部の写真からわかるように、A3型は4種類に分けられ更新の方法に 若干の違いがあります。 扉は扉上の扉開ボタンを押すことで開きます。 扉が閉まる際は扉上のランプが点灯します。
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