フランクフルト市内を走行する U5型
目次
形式 | U5型 |
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製造 | Bombardier |
運用会社 | VGF |
製造年 | 2008年 |
最高速度 | 80 km/h |
加速度 | 1.3 m/s² |
常用減速度 | 1.7 m/s² |
非常用減速度 | 2.73 m/s² |
電気方式 | 600V DC |
車両 | Bo'2'Bo ' |
編成長 | U5-25 : 25,020mm U5-50 : 25,170mm |
車両高 | 3611mm |
車両幅 | 2650mm |
製造数 | U5-25 : 96編成 (2両) U5-50 : 130編成 (2両) |
乗車定員 | U5-25 座席 : 54席, 立席 : 136人 U5-50 座席 : 53席, 立席 : 142人 |
フランクフルトの地下鉄 (U Bahn)の5番目の新型車両ということでU5です。 2008年に登場しA Line (U1, U2, U3, U8 長距離路線)の運用につきました。 2012年よりC Line (U6, U7)、2015年よりB Line (U4, U5)にも就いています。 Bombardier社のFlexity Swiftシリーズで、U5-25, U5-50の2種類があります。 両列車とも2両編成ですが、U5-25は運転席が両サイドに付いており、U5-50は2両編成のうち運転席が1両にしかついていません。 2018年以降はU5-KRという運転席がない中間車の2両編成が22両導入されます。 導入により現在の最大3編成の連結運転が、4編成になる予定です。 また、今までの車両ではできなかった8両編成の全ての車両同士での通り抜けも可能になります。 運転席のない中間車を増結することで、1編成あたりの輸送力を向上させて旅客増に対応します。
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路線名 | 路線 |
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U1 | Frankfurt Ginnheim - Frankfurt Südbahnhof |
U2 | Bad Homburg Gonzenheim - Frankfurt Südbahnhof |
U3 | Oberursel Hohemark - Frankfurt Südbahnhof |
U4 | Frankfurt Bockenheimer Warte - Frankfurt Enkheim |
U5 | Frankfurt Main Station - Frankfurt Preungesheim |
U7 | Frankfurt Hausen - Frankfurt Enkheim |
U8 | Frankfurt Riedberg - Frankfurt Südbahnhof |
U9 | Frankfurt Nieder-Eschbach - Frankfurt Ginnheim |
これで完璧♪
フランクフルトの地下鉄、トラム
チケット、路線、乗車方法など
座席は2+2列配置で他形式のU Bahn、トラムの車両と同じ青緑色の布製です。 21世紀よりヨーロッパではバリアフリーに対応した車両が多く登場しており、その流れを反映した作りになっている。 具体的には連結部付近に補助席を設置することでオープンスペースを設け、自転車・車椅子スペースを確保したり、低床車両とすることでホームとの差を小さくしています。
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車内のレイアウトはトラムのS型 (Bombardier社のFlexity Classicシリーズ)を基本に設計されています。 車両妻の天井付近に車内案内板が設置されており、次の停車駅、乗り換え情報を確認することができます。 車内の手すりは目立つように黄色で塗られています。 扉は自動では開かないので、扉上の扉開ボタンを押してください。扉開ボタンは2種類あります。 車内には防犯のために監視カメラが設置されています。 運転席もトラムのS型をとほぼ同様のものになっています。
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車外案内板はLED Flip dot式とLED式があります。 需要に応じて連結運転が行われて4, 6両編成の運転がされています。 今後は8両編成の運転がされる予定です。 なお、U4型と連結運転が可能です。 扉は扉上の扉開ボタンを押すことで開きます。 車両色は従来の車両と同じsubaru-vista-blueです。
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