ハノーファー市内を走行する TW3000型
目次
形式 | TW3000型 |
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製造 | Vossloh Kiepe Alstom Transport HeiterBlick |
運用会社 | Üstra |
製造年 | 2013年 |
最高速度 | 80 km/h |
電気方式 | 600V, 750V DC |
車両 | BO'2 '+ Bo' |
編成重量 | 39.8t |
編成長 | 25,160mm |
車両高 | 3750mm |
車両幅 | 2650mm |
製造数 | 92編成 (2両) |
乗車定員 | 座席 : 62席, 立席 : 105人 |
上記3企業のコンソーシアムで製造されました。 TW3000型はTW6000の置き換えとして導入されています。 車両の大きさはTW2000型と変わりませんが、 回生ブレーキなどの採用で15%の省エネが図られています。 車内の照明は通常モードに加え黄色、青色、緑色が可能で、 気温やイベントごとに使い分けられています。 50編成が126百万ユーロで発注され、第1編成は2013年の11月15日に納入されました。 2014年の3月に営業運転を開始する予定でしたが、 溶接不良が発見されたので営業運転は2015年3月15日に開始されています。 2020年度までに153編成が導入される予定です。
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地上から乗車するためのステップが設置されていないので、 ホームが整備されている路線のみを走行しています。 今後のホーム整備により、運用路線を拡大していく予定です。
路線名 | 路線 |
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4 | Garbsen - Roderbruch |
5 | Sticks - Anderten |
7 | Misburg - Wettbergen |
18 | Hauptbahnhof - Messe / Nord |
これで完璧♪
ハノーファーの近郊列車、地下鉄
チケット、路線、乗車方法など
運転席後部が2+2列配置、その他はロングシートです。 座席の表面は木製です。 車椅子やベビーカーなどを置くための補助席スペースも設けられています。
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車内案内板はLCD式とLED式があります。 LCD式は2画面あり、左側の画面で停車駅、現在時刻、乗り換え情報を確認できます。 右側の画面は広告、ニュースを表示しています。 LED式は運転席や妻部の天井付近に設置されており、停車駅を確認できます。
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車外案内板はLED式です。 需要に応じて連結運転が行われて4, 6両編成の営業運転がされています。 性能上は8両編成の運転も可能です。 扉は扉上の扉開ボタンを押すことで開きます。 TW6000型やTW2000型に採用された折りたたみ式ステップは メンテナンスコスト削減のために設置されませんでした。 なので、TW3000はホームが整備された路線のみで運行されています。
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