423型 : DB

フランクフルトの地下区間を走行する 423型

フランクフルトの地下区間を走行する 423型

目次

  1. 概要
  2. 運用
  3. 1等席
  4. 2等席
  5. 車内設備
  6. 車外設備

概要

形式 423型
製造 Adtranz, Alstom LHB,
ABB , Bombardier
運用会社 ドイツ国鉄
製造年 1998年
最高速度 140 km/h
加速度 1.0 m/s²
減速度 0.9 m/s²
電気方式 15 kV 16.7 Hz AC
車両 Bo'Bo'2'Bo'Bo '
編成重量 119.4t (4両)
編成長 67,400mm
車両高 4295mm
車両幅 3020mm
製造数 462編成 (4両)
乗車定員 1等席 : 16席
2等席 : 176席

ドイツのフランクフルト、マインツなどの近郊列車 (S Bahn)の運用を支えるS-Bahn Rhein-Mainの423型を紹介しています。 423型を元にハノーファーのS Bahn向け車両 424型、快速列車 (Regional Express)向けの425型、2両編成の426型が製造されています。 420型、客車で運行されてきたS Bahnの置き換え用として導入されました。 連接台車を履いているので1両あたりの車両長は短くなっていますが、編成長は420型とほぼ同じになっています。 車体はアルミニウム製で軽量化、省エネ化が図られています。

フランクフルト中央駅で発車を待つ423型

フランクフルト中央駅で発車を待つ423型

運用

フランクフルト・マインツ地区

路線名 路線
S1 Wiesbaden - Rödermark Ober Roden
S2 Niedernhausen - Dietzenbach
S3 Bad Soden - Darmstadt
S4 Kronberg - Langen
S5 Friedrichsdorf - Frankfurt South
S6 Friedberg - Frankfurt South
S7 Riedstadt-Goddelau - Frankfurt Hbf
S8 Wiesbaden - Offenbach
S9 Wiesbaden - Hanau
フランクフルトを走行する S Bahn

これで完璧♪
フランクフルトの地下鉄、トラム

チケット、路線、乗車方法など

1等席

運転席の後ろに8席設けられています。 構造は最新型の430型と同様で、座席のモケットはこちらもドイツ国鉄の車両でよく見られる青色の布製です。 車内案内板が430型と反対の位置に取り付けられており、 1等席と2等席の間はガラス戸で区切られています。 コンセント、リクライニング機能はありませんが、ヘッドレストが分厚くなっています。

1等席 5人席 3人席 3人席 1等席出入り口

写真一覧

  • 1等席
  • 5人席
  • 3人席
  • 3人席
  • 1等席出入り口

2等席

2+2列配置で座席は1等席と同じく濃い青色の布製です。 先頭車両の1等席の後部に自転車、車椅子、大型荷物などを置ける補助席エリアがあります。 430型では先頭車両の第1扉と第2扉の間の全てが補助席になっていますが、423型では第2扉側に4人ボックス席が設置されています。 車椅子エリアには呼び出しボタンがあります。

2等席 2等席 2等席 2等席 4人ボックス席 補助席 補助席 荷物置き場 荷物置き場

写真一覧

  • 2等席
  • 2等席
  • 2等席
  • 2等席
  • 4人ボックス席
  • 補助席
  • 補助席
  • 荷物置き場
  • 荷物置き場

車内設備

扉付近にはLCDモニターが設置されています。 LCDモニターでは停車駅、到着予定時刻、乗り換え案内、行き先、現在時刻を確認することができます。 近郊列車なのでお手洗いは設置されていません。 扉は自動では開かないので扉上の開ボタンを押してください。 時間が経つとブザーとドア上のランプが点灯し自動的に閉まります。

車内案内板 車内案内板 扉 扉開ボタン

写真一覧

  • 車内案内板
  • 車内案内板
  • 扉開ボタン

車外設備

需要に応じて連結運転が行われており、ラッシュ時間帯は3重連で12両編成の運転がされています。 連接台車なので車両長は短く、1両あたり片側3扉です。 車内案内板は窓に埋め込まれる形で設置されています。 扉は扉上の扉開ボタンを押すことで開きます。

車外案内板 乗車口 パンタグラフ

写真一覧

  • 車外案内板
  • 乗車口
  • パンタグラフ