ミラノ近郊を走行するベネチア行き FRECCIABIANCA
目次
形式 | E414 型機関車 |
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製造 | Ansaldo, Breda, Fiat Ferroviaria, ABB Tecnomasio, Firema Trasporti |
運用会社 | イタリア国鉄 |
製造年 | 1992年 |
最高速度 | 200 km/h |
電気方式 | DC : 3000V |
編成重量 | 68 t (機関車) |
編成長 | 20,250mm (機関車) |
車両高 | 4,000mm |
車両幅 | 3,020mm |
製造数 | 30編成 |
直流 3000Vにのみ対応する機関車で、客車9両を挟んた11両編成で営業につきます。
この機関車は第1世代 E404型機関車の改造版です。
製造経緯
第1世代 E404型機関車での高速運転は、高速新線を交流で建設することが決定し実現しませんでした。
なお、その後新たに交流に対応した第2世代 E404型機関車で最高速度 300 km/hの営業運転を実現しています。
第1世代の車両は、登場後数年しか経過していないこともあり、廃車するには早すぎるので
在来線専用列車として改造されることになり、そこで誕生したのがE 414型機関車です。
現在はFRECIABIANCAとして運行されています。
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FRECCIABIANCAは下記の路線で運行されています。
区間 | 所要時間 | 運賃 |
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ミラノ - ジェノーバ | 1時間30分 | EUR 30.00 |
ミラノ - ベネチア | 2時間10分 | EUR 40.00 |
ミラノ - バーリ | 7時間45分 | EUR 100.00 |
ミラノ - レッチェ | 9時間00分 | EUR 100.00 |
トリノ - ジェノーバ | 1時間30分 | EUR 30.00 |
トリノ - ローマ | 6時間30分 | EUR 80.00 |
イタリアの特急 : FRECCIABIANCA
ミラノ - ベネチア、トリノを結ぶ
チケット、路線、時間、乗車方法
1, 2号車の2両が1等席です。 1+2列配置でボックス席が中心です。 リニューアルされたばかりで天井も高いので、清潔感があり広々に感じます。 紺色のモケットで、大型のヘッドレストが設置されています。 座席にはコンセントが設置されています。 Wifi設備はありません。
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4-9号車の6両が2等席です。 2+2列配置が基本ですが、一部で1+2列配置もあります。 座席は1等席と比べると見劣りしますが、 ヘッドレストやコンセントが設置されています。
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1等席と2等席の間の3号車がBISTROです。 軽食やドリンクを販売し、どなたでもご利用いただけます。 テーブルが設置されているので、景色を楽しむことも可能です。
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従来車よりも荷物置き場が多く設置されています。 また、車椅子スペースも2箇所設置されています。 扉は自動では開きません。 扉付近の扉開閉ボタンを押してください。
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乗車の際はステップを登る必要があります。 夜間の乗降をより安全にするため、ステップ付近を照らすライトが設置されています。 扉付近には車外案内板が設置され、号車、列車番号、目的地を確認することができます。
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