ミラノ中央駅で発車を待つ IC
目次
形式 | E402B 型機関車 |
---|---|
製造 | Ansaldo , Firema Trasporti |
運用会社 | イタリア国鉄 |
製造年 | 1998年 |
最高速度 | 220 km/h |
電気方式 |
AC : 25kV 50Hz DC : 3000V DC : 1500V (一部) |
編成重量 | 89 t |
機関車長 | 19,420mm |
製造数 | 89機関車 |
E402B型機関車
E402A型機関車の発展型で、E444型、E444R型機関車の置き換えとして導入されました。
基本構造はE402A型と同じですが、直流 3000Vだけでなく交流 25kV 50Hzにも対応しています。
このため高速新線も走行可能です。
20機関車はフランス乗り入れも考慮し、直流 1500Vにも対応し、 E402BF型と呼ばれています。
3基のパンタグラフが設置され、フランスの要求事項であるデッドマン装置も設置されました。
しかし、ETR 500型と同じくフランス乗り入れは許可されませんでした。
これと関連性は不明ですが、フランス国鉄の新幹線TGVがパリ - ミラノで運行される際、
トリノ - ミラノ間は高速新線ではなく、在来線を経由します。
Z1型やGC型客車と連結され、特急列車 ICの運用に就きます。
一部機関車は貨物列車の牽引をします。
E403型機関車
電装品を見直した車両で、IGBTインバーターを採用することで、さらなる省エネ化を図っています。
写真一覧
イタリア全体の在来線で運行されています。
区間 | 所要時間 | 運賃 |
---|---|---|
トリノ - レッチェ | 12時間30分 | EUR 60.00 |
ミラノ - ターラント | 11時間15分 | EUR 60.00 |
ナポリ - トリノ | 10時間10分 | EUR 80.00 |
ミラノ - ヴェンティミーリア | 3時間40分 | EUR 20.00 |
イタリアの特急 : IC
イタリア全体の各都市を結ぶ
チケット、路線、時間、乗車方法
1+2列配置でボックス席が中心です。 大型の枕カバーと肘掛が設置され、プライベートがしっかり確保される構造になっています。 座席にはコンセントが設置されています。 一部の座席は家族やグループ旅行向けにコンパートメントタイプになっています。 Wifi設備はありません。
写真一覧
6人ボックス席のコンパートメントタイプが多く設置されています。 コンパートメントは1等席に引けを取らない幅広の座席となっています。 一部座席は2+2列配置で、ボックス席が多く配置されています。 コンセントやリクライニング機能はありません。
写真一覧
BISTROは設置されていません。 飲み物は乗車前に買い揃えておく必要があります。 扉は自動では開かないので、扉付近の扉開閉ボタンを押してください。
写真一覧
乗車の際はステップを登る必要があります。 車外案内板はありません。ドアで号車番号を、駅に設置された案内板で列車番号や行き先、停車駅を確認できます。
写真一覧