E464 型機関車 : Trenord

入線する E464 型機関車

入線する E464 型機関車

目次

  1. 概要
  2. 2等席
  3. 車内設備
  4. 車外設備

概要

形式 E464 型機関車
製造 Alstom
運用会社 Trenord
製造年 1999年
最高速度 160 km/h
電気方式 DC : 3000V
DC : 1500V
車両 Bo'Bo'
編成長 15,750mm
車両高 4,100mm
車両幅 2,950mm
製造数 728機関車

短距離、中距離路線向けの列車の機関車として開発され、E646、E424型機関車の置き換えとして導入されました。

・計画
E464型機関車は1980年代に計画が始まり、 旅客列車向けの車輪配置4軸(Bo-Bo, E453形・E454形)と貨物列車向けの6軸(Bo-Bo-Bo, E665形・E666形)の2種類が計画されました。 しかし、貨物用のE652型機関車の導入にともないE666型機関車は中止されています。

・特徴
E412型機関車を基に製造され、イタリア初の自動連結器を装備した機関車です。 構体は鋼がメインですが、一部がアルミになっています。 まず、50機関車が1999-2000にかけて製造されました。 導入後の評価も高かったので、その後も増備が続き238機関車が2001-05年にかけて、 06-07年に100機関車、09年に100機関車、11年に50機関車、13年に29機関車、 計717機関車が製造されました。 これによりE656、E632型機関車も置き換えられています。 別途、11機関車がイタリア国鉄以外向けに製造され、 合計728機関車が運用についています。

このページではミラノ近郊を走行するE464型機関車と連結されている客車を紹介しています。

運転台付き客車 発車するE464型機関車 ミラノ中央駅で発車を待つ 運転台付き客車

写真一覧

  • 運転台付き客車
  • 発車するE464型機関車
  • ミラノ中央駅で発車を待つ 運転台付き客車

2等席

座席は2+2列配置で、4人ボックス席が多く配置されています。 座席のクッションは分厚いものが使用され、 座り心地は良いものになっています。

2等席 4人ボックス席 2等席 4人ボックス席

写真一覧

  • 2等席
  • 4人ボックス席
  • 2等席
  • 4人ボックス席

車内設備

車内には車椅子スペース兼補助席が設けられています。 近郊、広域列車の運用につくので、運転席後部に自転車置き場も多く設けられています。

補助席 自転車置き場 扉 運転席後部

写真一覧

  • 補助席
  • 自転車置き場
  • 運転席後部

車外設備

乗車口にはステップが設置されています。 扉は自動では開きません。 扉上のレバーを引いて開けてください。 E464型機関車のパンタグラフはシングルアーム式ではなく、 菱形パンタグラフです。

乗車口 パンタグラフ

写真一覧

  • 乗車口
  • パンタグラフ