ETR526 型 : Trenord

ミラノ近郊を走行する ETR526 型

目次

1. 概要
2. 1等席
3. 2等席
4. 車内設備
5. 車外設備

概要

形式	ETR526 型
製造	Alstom
運用会社	Trenord
製造年	2014年
最高速度	160 km/h
加速度	0.846 m/s²
電気方式	DC : 3000V, 1500V
車両	Bo'2'2'2'2'2'Bo'
編成長	84,800mm
車両高	3,820mm
車両幅	2,950mm

ニックネームはJazzで、イタリア国鉄 (Trenitalia)とミラノの近郊列車 TRENORDを運行するFerrovienordへ導入されています。 Alstom社のCoradia Meridianシリーズの第3世代車両 ETR245, ETR234 (Minuetto)型の後継車です。 直流 3000Vか1500Vのどちらかに対応します。 直流 3000Vで最高速度 160 km/h、直流 1500Vで最高速度 125 km/hです。 各車両の中央部にドアを設置することで低いホームにも対応し、乗降時の段差を最小限にしています。 車内と車外それぞれにカメラが設置され、運転席で映像を確認できるので、ワンマン運転ができます。 車両のリサイクル率は95%を誇り、地球に優しい車両となっています。

ETR 324型 (4両)
快速ver : 定員 347人, 202席

ETR 526型 (5両)
標準ver : 定員 407人, 290席
空港ver : 定員 411人, 253席
地下鉄ver : 定員468人, 253席
TRENORD ver : 定員 427人, 250席

ETR 526 (6両)
TRENORD ver : 定員 511人, 302席
Trenitalia ver : 282席, 自転車置き場 20ヶ所

写真一覧

• 発車を待つ ETR526 型
• 尾灯を点灯する ETR526 型

1等席

運転席後部から扉までのエリアが1等席です。 24席あり2+2列配置で座席は2等席と同じものです。 ただし、モケットはグレーとなっています。 この1等席は確実に着席したいから向けの座席となっています。 1等席の設置箇所は、黄色のラインが入っています。

写真一覧

• 1等席
• 4人ボックス席
• ロゴ

2等席

2+2列配置で、紺色の座席モケットとなっています。 着席率向上のため、できる限りの部分に座席を配置しています。 なお、最新型の車両なので、窓側付近にはコンセントが設置されています。

写真一覧

• 2等席
• 2等席
• 4人ボックス席

車内設備

車内案内板はLCD式で、FRECCIAROSSAの運用に就くETR 500型などに採用されている ものと同型となっています。 扉はプラグドアで、扉上の扉開閉ボタンを押すことで開きます。 お手洗いは車椅子対応のトイレとなっています。 運転席後部には補助席が設けられています。

写真一覧

• 車内案内板
• 運転席後部
• お手洗い
• 扉開ボタン

車外設備

車外案内板はLED式で、列車番号、行き先、停車駅を確認できます。 乗車の際は、扉上の扉開閉ボタンを押してください。 ラッシュ時には連結運転が行われています。 連接台車を履いているので、各車両長は日本の車両と比べて短いです。 そのため、1両あたり片側1扉です。

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• 乗車口
• 連結部
• 連結部
• パンタグラフ
• ロゴ
• ロゴ
• ロゴ
• 連接台車