RABe 535型 : BLS

スイス最大の私鉄 BLS AGが保有する車両です。 RABe525型を基に製造されており、 ベルン - トゥーン - ブリーグなどの路線の快速 REに投入されています。 525型は近郊列車のため、快速列車向けに車内の快適性を向上させています。 4両5連接台車で構成され、中間車2両は床面高さは605mmの低床車両とすることで、 バリアフリー対応となっています。 台車上はスロープ状になっており、わずかに床面高さがあがります。 電気品をAlstom社が、電気品以外をBombardier社が製造を担当しています。

RABe 535型はベルン - トゥーン - ブリークの快速 REの運用についています。 REはスイス全域で運行されています。

4両編成のうち、先頭車両1両が1等席です。 オープンサロンタイプで1+2列配置となっています。 RABe525型では2+2列配置でしたが、 快速列車ということで1+2列席が採用されました。

4両編成のうち、3両が2等席です。 オープンサロンタイプで2+2列配置となっています。 RABe525型では2+3列配置でしたが、 快速列車ということで2+2列席が採用されました。 ボックス席が多く配置されています。 なお、座席と座席の間には肘掛けが設置されています。 中間車は床面高さが低いため、乗車口付近に車椅子スペースや車椅子対応のお手洗いが設置されています。 また、補助席・自転車置き場も同じエリアに設けられています。

停車駅等を案内するLCD式の車内案内板が、デッキ付近位設置されています。 座席と座席の間には荷物置き場が設置されています。 扉は自動では開きません。 扉上の扉開ボタンを押して開けてください。

車両側面と先頭部に、種別や行き先を案内する車外案内板が設置されています。 RABe535型が運行される区間は、景勝路線としても有名です。 そのため利用客が多いことから2~3編成の連結運転が実施されています。 扉は自動では開きません。 扉上の扉開ボタンを押して下さい。