RABe 511型 : SBB

チューリッヒ近郊にて

チューリッヒ近郊にて

目次

  1. 概要
  2. 運用
  3. 1等席
  4. 2等席
  5. 車内設備
  6. 車外設備

概要

形式 RABe 511 型
製造 Stadler
運用会社 SBB
製造年 2010-2016年
最高速度 160 km/h
電気方式 AC : 15000V 16.7Hz
車両 4両 : Bo'Bo'+2'2'+2'2'+2'2'+Bo'Bo'
6両 : Bo'Bo'+2'2'+2'2'+2'2'+2'2'+2'2'+Bo'Bo'
編成重量 4両 : 211.9t
6両 : 297t
編成長 4両 : 100,360mm
6両 : 150,000mm
車両高 4,595mm
車両幅 2,600mm
製造数 4両 : 24編成
6両 : 69編成
定員 4両 : 1等席 : 60席、2等席 : 277席
6両 : 1等席 : 120席、2等席 : 415席
チューリッヒの近郊列車 S Bahnの輸送力強化を目的に導入されました。 Stadler社のFlirtシリーズの中でもKISSシリーズに該当し、 同様の車両がオーストリア、ドイツ、ルクセンブルク等で運行されています。 床面高さは550mmでバリアフリーに対応しており、 1F客室部分の床面高さは440mm、2F客室は2515mmとなっています。 先頭車のみ電動車で、中間車は付随車です。 電機部品をパワーアップ(定格出力 4000kW、最大出力 6000kW)することで 近郊列車に必要な高い加速性能 (1.1 m/s²)を持っています。 従来のFlirtシリーズの列車は連接台車を採用していましたが、 KISSシリーズは各車両の車両長が25mと長いため各車両2台車となっています。 車体はアルミ製で、先頭部分がFRP製となっています。 IC2000のように2F部分で車両間は繋がっておらず、1Fと2Fの中間部分で隣の車両にアクセスが可能となっています。 先頭部の側面には乗客の乗降を確認するための 折りたたみ式のバックミラーが設置されています。
発車を待つ RABe511型

▲ 発車を待つ RABe511型

S15の運用

▲ S15の運用

RABe511型

▲ RABe511型

運用

チューリッヒの近郊列車 S Bahnの運用についています。
チューリッヒのS Bahn

これで完璧♪
チューリッヒの近郊列車、トラム

チケット、路線、乗車方法など

1等席

オープンサロンタイプで2等席と同じく2+2列配置となっています。 座席同士の間に肘掛けがある等の違いがありますが、 2等席とほとんど違いがありません。 なので、確実に座席を確保したい方向けの座席となっております。 階段付近は車両幅の制限から、座席の向きが通路に向いています。 ボックス席が多く配置されていますが、 向かい側の座席との間隔が広く、窮屈な感じがありません。 なお、座席の下にも足元を照らす照明が設置されています。
1等席

▲ 1等席

1等席 (1F)

▲ 1等席 (1F)

4人席

▲ 4人席

3人席

▲ 3人席

2人席

▲ 2人席

2等席

オープンサロンタイプで2+2列配置となっています。 1等席と同じく階段付近は車両幅の制限から、座席の向きが通路に向いています。 ただし、設置されている座席は簡素なものとなっています。
2等席

▲ 2等席

4人席

▲ 4人席

2等席 (1F)

▲ 2等席 (1F)

3人席

▲ 3人席

2人席

▲ 2人席

2等席

▲ 2等席

2等席

▲ 2等席

車内設備

停車駅等を案内するLCD式の車内案内板が、デッキ付近に設置されています。 車椅子や大型荷物を持っている乗客を考慮し、 1Fの一部エリアは1+2列配置となっています。 また、大型の荷物置き場が設置されています。 乗車口は1Fで、2F部分へは階段を上る必要があります。 車両同士の通り抜けは1Fと2Fの中間部分で可能となっています。 扉は自動では開きません。 扉上の扉開ボタンを押して開けてください。
車内案内板

▲ 車内案内板

荷物置き場

▲ 荷物置き場

運転席後部

▲ 荷物置き場

2等席 (1+2列)

▲ 2等席 (1+2列)

収納座席

▲ 収納座席

お手洗い

▲ お手洗い

階段

▲ 階段

扉

▲ 扉

車外設備

車両側面と先頭部に、種別や行き先を案内する車外案内板が設置されています。 1等席については、場所を明確にするために黄色のラインが入っています。 乗降時は、扉下からステップが作動します。 扉は自動では開きません。 扉上の扉開ボタンを押して下さい。
車外案内板

▲ 車外案内板

扉開ボタン

▲ 扉開ボタン

パンタグラフ

▲ パンタグラフ

乗車口

▲ 乗車口