マルセイユ近郊を走行する Régiolis型
目次
形式 | Régiolis型 |
---|---|
製造 | Alstom |
運用会社 | フランス国鉄 |
製造年 | 2014年 |
最高速度 | 160 km/h |
加速度 | 0.94.m/s² (電気) 0.85.m/s² (電気 : ディーゼル機能あり) 0.55.m/s² (ディーゼル) |
非常用加速度 | 1.15.m/s² |
電気方式 |
DC : 1500V AC : 25kV 50Hz AC : 15kV 16.7Hz |
車両 |
4両編成 : Bo'2'2'2'Bo' 6両編成 : Bo'2'2'2'Bo'2'2'Bo' |
編成長 |
4両編成 : 71,600mm 6両編成 : 110,000mm |
車両高 | 4,290m |
車両幅 | 2,850m |
製造数 | 273編成 |
乗車定員 |
近郊、広域型 4両編成 : 220席 6両編成 : 354席 |
導入の経緯
2000年代からX TER、A TER、AGC、TER 2Nなどの新型車両が
快速・普通列車 TER向けに大量投入され、TERのサービスが大幅に向上しました。
2010年代にはいると、1970~80年代に製造された車両が2020年にかけて、大規模更新工事が実施されます。
同時にTERの運用路線拡大も続いていることがら、車両数が不足することが想定されたので、導入されました。
Alstom社のCoradiaシリーズの一員で、
フランス国鉄 (SNCF)が特急列車 IC、快速・普通列車 TER向けに発注しています。
2013年6月に登場し、2014年4月よりTER Nouvelle-Aquitaineで運行開始されました。
ヨーロッパでは珍しく、当初の投入予定日より1年以上早い導入となりました。
Intercityの運用に就くRégiolis型のページでは車両の特徴を紹介しています。
詳しくはこちらをクリックしてください。
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快速・普通列車 (TER)の運用を担当しています。 下記で紹介する路線はごく一部です。
路線 | 運行間隔 |
---|---|
クレルモン=フェラン - リヨン | 2時間 |
リール - アミアン | 2時間 |
マルセイユ - アヴィニョン | 1時間 |
マルセイユ - トゥーロン | 30分 |
ストラスブール - ミュールーズ | 30分 |
路線 | 所要時間 | 1等席運賃 | 2等席運賃 |
---|---|---|---|
クレルモン=フェラン - リヨン | 2時間20分 | EUR 55 | EUR 40 |
リール - アミアン | 1時間20分 | - | EUR 10 |
マルセイユ - アヴィニョン | 1時間30分 | - | EUR 20 |
マルセイユ - トゥーロン | 45分 | EUR 20 | EUR 10 |
ストラスブール - ミュールーズ | 1時間 | EUR 30 | EUR 20 |
フランスの快速・普通列車 : TER
各駅停車でゆったり旅♪
チケット、路線、時間、乗車方法
TERの運用に就くRégiolis型は近郊、広域輸送を担うため、 2等席のみの設置です。 座席は2+2列配置で座席のモケットは青、赤、紫があります。 各地域ごとに、独自の色が使用されています。 最近の車両なので、2席に1箇所のコンセント、各席に読書灯が設置されています。 読書灯を2等席の各席に設置した列車はRégiolis型が最初となります。
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車内にはLCD式の車内案内板が設置されており、 列車番号、行き先、停車駅、到着時刻、乗り換え情報、現在時刻などを確認することができます。 TERの運用に就くRégiolis型は中距離ではなく、近郊、広域輸送を担いますが、 大型の荷物置き場が設置されています。 扉は自動では開かないので、扉上の開ボタンを押してください。
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乗車口付近にLED式の車外案内板が設置されており、行き先を確認できます。 連接台車を履いているため各車両長が短いです。 なので、乗車口は各車両に1箇所あります。
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